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事例 / Cases

セオリー・オブ・チェンジ(以下、ToC)の源流は1990年代のアメリカのNPO業界にあるという見解があります。"What is your Theory of Change?”と定性的に問いかけ、定性的に「変化の法則」を述べるというもので、今でもそのようにToCを作成しているNPOや社会起業は世界各地にあります。

そして、私たちToCJが提携しますCenter for Theory of Change並びにActKnowledgeは、代表事例としてプロジェクト・スーパーウーマンを提示しています。和訳のPDF(A4 2枚)を用意しましたので、こちらからご覧ください。

他にも世界の事例はこちら(英語)からご覧ください。

​日本国内でも事例が徐々に生まれております。

ELC association ToCJ.png

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(以下、ELC協会)は、「人生の最終段階をどう支えるか」という複雑極まりない社会課題に取り組まれています。高い重要性がありながらも、死をタブーとしてきた日本社会において取り組みの理解をどう広げるか、悩まれているご様子でした。2017年年末から一年かけてToCの検討をご一緒しました。月数回のワークショップの開催や、メールでのやり取り、さらには「視覚的に一目でわかりやすくしよう」と一般社団法人日本医療デザインセンターのデザイナーの方々も加わり、ToCが誕生しました。

ToCの作成を通じて、組織内のコミュニケーションがより円滑になり、方向感の合意形成も進みました。そして、ToCが生まれたことで、対外的にも取り組みの説明がしやすくなり、支援者の方々や事業提携も増加しました。

海外先進団体と同じく、ELC協会ではToCを経営の骨子に位置付けられ、例えばToCを軸に2019年度年次報告書(PDF, 2.8MB)を作成されていることもご覧いただけます。

​さらには、ELC協会ではToCを動画でもご紹介されています。

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